“趣味も特技も仕事もDJ ”

人をハッピーにする場所を創るDJ/アーティスト Uraken

東京初のハードコアパーティーとして96年にスタートした「Hardcore Kitchen」が復活!
そのパーティーのレジデントDJを務めるのがハードコア界のTOP CLUB DJ Uraken氏。
穏やかな雰囲気と芯の強さを持ち合わせた彼の目線の先にあるものとは・・・?


DJ Urakenのはじまり

DJ URAKEN「生まれは長崎なんですよ。」
朗らかな笑顔で語り始めてくれたUraken氏。DJとしてアーティストとして、広い範囲で活動している彼だが、もとはDJになるつもりなど無かったという。
「大学の時に横浜に出てきて、秋葉原にパソコンを買いに行ったんですよ。そうしたら、一緒に行ったレコード好きの友達にそそのかされて、ターンテーブルを買っちゃったんです(笑)」
クラブに遊びに行くうちに、友達のパーティーを手伝うことに。じゃぁ、DJもやりなさいっと言う流れらしい。本人曰く“行き当たりばったり”なDJ Urakenのスタートだった。
「レコードは前から買ってたので普通に聞いてたんです。でも、全然出来ないんで、DJやってる人は特別な人だって思ってました(笑)」
そんな時に出会ったのが1枚のCD。本来ならば衝撃的な・・とか、運命的な・・と言いたいところだが・・・。「MIX CDなんですけど、なんかずれてる部分が結構あって、あれ?こんなもんかって思ったんですよ(笑)これ位なら、やれるかなって。その位ずれてるのをまず目標に練習したら、まぁ聞けるだろう位のレベルになってた。そこから、しつこく突き詰めていったんです」
そんな、ほんわかしたUraken氏だが、大学3年の時には、すでにレコード店で週6日働きながらフライヤーを朝まで配って、そのまま電車で学校に行って週末はDJ・・・というハードな毎日を送っていた。


“誰でも愉しめるパーティー”「Hardcore Kitchen」

DJ URAKEN今のUraken氏が目指すもの。それは友人とイギリスにレコードを買いに訪れた際、偶然見付けたイギリス郊外のイベントに大きく影響されたという。
「周りは白人の子しか居ないので東洋人て目立つんですよ!6千人位が踊りまくっていて、皆ものすごいフレンドリーで。一晩で300人位握手したんじゃないかな。車椅子とかに乗ってる障害者の人たちも普通に遊んでる。ダンスフロアの真ん中まで来るし、他の子達も特別視する訳でもなくて、頭ばしーって叩いてイエーイ!みたいなね(笑)一緒に遊んでる感じなんですよ。」
アットホームだけどエンターテイメントとして質が高い、味わったことの無い雰囲気。
帰国後、この感動が冷めやらぬうちに、“誰でも愉しめるパーティー”を自らオーガナイズする。
それが「Hardcore Kitchen」の始まりだった。
「規模の大小はね、やっぱり関係あるんでしょうけどね。自分の状況とか度量とかもあるだろうし。でも快楽だけじゃないっていうか、もっと誰でも楽しめるような、自然にそういう状況が作れたらいいですよね。来ている人がもっとオープンに楽しめるような、性別や年齢や人種を問わず、提供していきたい。それは、たまたま自分が詳しかったり活動できるフィールドとしてあるのが今のダンスミュージックのシーンなので。その為には着実に積み上げて、自分自身をもっと高めていかなきゃなと思います」


U Recordsのオープン

DJ URAKEN

今年4月には、自身がオーナーを努めるオンラインレコードショップ・ニュースサイト U Records をオープン。 日々ハードコアの情報を自分で発信し続けている。
「ハードコア・ハードダンスとかのニュースを毎日流すことで、もっとエンドユーザーや遊びに行ったり、CDで聞いて楽しんでる人達に、集まってきてもらおうと考えているんです。今までの日本のハードコアシーンには無かったような、最新の音や情報に日常的に触れることのできるようなものを提供していきたい」
自分の言葉で、周囲の人達に伝えていく。人との繋がりを何よりも大切にしているというUraken氏らしい発想。この音楽とユーザーとをつなぐ距離感が彼の魅力なのだ。
DJ U の名でリリースされた Dance With Somebody は UK 最大のクラブ誌“mixmag”で取り上げられその楽曲は海外でも高い評価を得ている。また最近では「北斗の拳」など人気アニメ楽曲へのリミックス提供、トランストラックの制作などますます活動の幅を広げている。


DJ=趣味:特技:仕事

DJ URAKEN基本的に完全な休日はほとんど無いという毎日。もし休みがあったら沖縄に行ってみたいらしい。
「沖縄に呼ばれてる・・・(笑)沖縄の音楽とかって独特だし、土地も独特そうだし、その土地と音楽に触れてみたいです」
休みでも、やっぱり音楽の事とは、離れられない様子。さすがに、“趣味も特技も仕事もDJ”と言い切るだけの事はある。好きな事は仕事にしないほうが良いなんて話をよく聞くけれど、彼のまっすぐな視線と常に進化し続ける前向きな姿勢を見る限り、それが一番自然で幸せな生き方なのかもしれない。
撮影場所:「STUDIO Cube 326」


DJ URAKEN

1996年に東京初のハードコアパーティーとしてスタートした Hardcore Kitchenのレジデント DJ 。DJ としての活動とともに制作活動も精力的に展開し、2002年にリリースしたMisono / Konomama (Uraken Remix!) は世界中のハードコアチャートにもランクイン、その楽曲は海外でも高い評価を得ている。

2005年4月には、自身がオーナーを努めるオンラインレコードショップ・ニュースサイト U Recordsをオープン。

U RECORDS/http://www.u-records.jp/

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