忙しくて仕事が全部さばけない+タイトなスケジュールの毎日=体と心の崩壊。そして思うことはいつも、「ドラえもんがいたらなぁー。四次元ポケットがあればなぁー。」というのび太的発想……。大人になっても欲しいものはドラえもんなのね、という再認識。(これは、つまり今の私……。)
こんな不毛な発想をしてしまう現代病(そうか?)に効く大人の薬はおいしいご飯とリラックス空間。それはすなわちスローライフ、スローフード! でも自分でスローライフなんてすぐにはできないよね……。だから崩壊するんだもん。そんなあなた、スローライフ&スローフードのお店「LIFE」に行きませんか?
「LIFE」は代々木公園のすぐそばにあり、カフェとカジュアルイタリアンが同居するお店。入り口が2つあり、それぞれの入り口で印象が違うのも特徴的だ。そんな空間を生み出したオーナーが相場さん。オーナーがその店を現すという言葉どおり、相場さんは「LIFE」のイイトコ取りをしたようなまさに「LIFE」な人だった!
実家が惣菜屋で幼い頃から食ベ物の世界を見ていた相場さんは漠然と将来は食べ物の仕事につこう考えていた。
「いとこのおじさんもフレンチレストランをやっていたので、料理の世界には入ろうと幼い頃から思っていました。子供の頃手伝ったりもしていたし。両親が高校を卒業したら海外に行け! と強く言っていたので、高校を卒業した後、何の経験もないままフィレンツェに行きました。イタリアにいたのはトータルで5年間。始めの1年は料理学校に行きながら料理の勉強をする日々。正直、学校行ってたときは遊んでいましたね。あとすごく日本に帰りたかった。実際、成人式とかイベントがあるときは帰ってましたから。友達も彼女も日本にいたから、すごく居心地が悪かったんです。学校卒業後、イタリアンレストラン3店で働きました。3店目『バンビーノ』という店のオーナーがものすごくかっこいいひとだったんです! 僕の人生を大きく変えた人でもありますね」
この出会いが相場さんのレストラン人生を大きく左右した。働く現場の大切さ、働くことの楽しさ、人との出会いを強く与えた。まさに運命の出会いだ!
「オーナーはアメリカ人で、ハリウッドスターのボディガードをしていたこともあり、人脈がものすごく広い人。アメリカ人がイタリアで仕事をしているだけあり、日本人の僕にも差別なく同じように扱ってくれた。それに、すごく気前がよかったんです。給料も今までの店よりたくさんもらったし、日本に帰るときも飛行機代を出してくれた。この気前のよさは気持ちを豊かにさせられましたね。あと、シェフはおじいちゃんが多かったから、孫のように驚くほどかわいがってもらいました。この店で人と人の出会いとその人たちに学ぶことが大切なんだな。レストランって楽しいなって思いましたね。あと、よくしてもらうとその分やっぱりその人たちに返してあげたいって強く思いました。だから、行くのが楽しくて、遅刻も悩むこともなくなりましたね。最後は「今の気持ちを守っていけば成功するから」って言われて、今もその気持ちに変わりはないですね」
その後相場さんは帰国し、イタリア時代に知り合った日本人オーナーの元で3年働き、同じスタッフを引き連れて「LIFE」をオープン。その日本人オーナーは旅行でイタリアに来ていたときに仲良くなった。いい人に出会う運もまた才能だ。
「まわりの人には確かに恵まれていますね。今のスタッフとも前の店からずっと緻密関係で結ばれていますし。まぁ、入れ替えがないっていうのもちょっと問題かもしれないですけどね(苦笑)」
気心知れた仲間たちと楽しく、ときには苦しくがんばってきた「LIFE」も2周年を迎えた。これからはイベントや移住食スタイルに絡む提案をしたいと相場さんは言う。
「そもそも「LIFE」という店名とコンセプトは“ライフ&スローイタリアンレストラン”。食事をするだけのレストランでは決してないんです。だからカフェとイタリアンレストランの中間を保っているんです。気取り過ぎず、程よいカジュアルを提案したいから。
あと、かかっている音楽が気になったり、貼ってあるポスターがどこのかと知りたくなったり、その人のライフスタイルに絡むお店にもしたかった。家具も大好きな『トラック』の家具や中古家具を置いたりしてあまり統一させないようにしたり。ただ、レストランだからある程度の統一性がないとダメなんですけどね(笑)。
2年経ってある程度うまく運営できているから、今はどんどんやりたいことが出てきました。この間も“スローライフツアー”というスローライフを楽しもうっていうイベントうをやりました。生活、まさにライフに必要なことをこれからやっていきたいです。あまり手を広げると収集つかなくなるから、気をつけなきゃいけないですけどね(笑)」
「LIFE」に来れば、息抜きの仕方がきっとうまく見つかる。心が休まる。相場さんの提案するスローライフ、スローフードの心地よさ、ぜひ体感してみて!

人間、癒されないとがんばることが出来ないよ、やっぱり。男性にとっての井川遥の偉大さが今頃わかったよ。そんなことを思う取材でした……。というか、今の私が猛烈に崩壊しているのを再確認しました……。(山本)
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